この話は後日談があって、いつでしたか、かなり大人になってから、あるとき、「 読書感想文 が得意だったというある方」に、同じような話をしたら、こんな内容の趣旨のことを教えてもらいました。
この話は後日談があって、いつでしたか、かなり大人になってから、あるとき、「読書感想文が得意だったというある方」に、同じような話をしたら、こんな内容の趣旨のことを教えてもらいました。 読書感想文? あのね、「評価される読書感想文」には、フォーマットがあるの。中原君、知らないの?
読書感想文は、読書したことの感想を書いちゃ「だめ」なんだよ。あれは、「読書」をきっかけにした「経験文」なの。「自分の経験紹介と、その意味づけを先生に示す文章」なんだから。
書き方はサンドイッチにすればいいの。
はい、まず数行で、本の紹介をする。読書の部分はそれでいいの。その後は、ひたすら、その本の内容に「ゆるく関連した」自分の出来事や経験を、それを知らない先生に対して書く。それに対する自分なりの意味づけも忘れない。
最後のオチは、本に戻る。自分の経験に関連した内容で、本に書いてある印象深い一節を引用して終わる。
読書感想文は「読書の感想」なんか書いちゃだめなの。メインのコンテンツは、自分の経験紹介なんだから。
ほほー。
僕は、思わず「ハニワ顔」になりました。
そんな「裏技」があったとは。。。
さすがは「都会の学校出」は違うな、と。
北海道では、そんな「裏技」は伝わってこなかったぞ、と。
はやく教えてけれ、と。